最近は本格的にAI時代到来の感がありますね。エヌビディアがバズりバブったり、本日のNHKスペシャルといい、いよいよAIと関わらずに暮らすことは不可能な風潮が強くなってきました。
AIの特徴にディープラーニングがあります。囲碁や将棋で人類を撃滅したAIは、ディープラーニングで自己対局をしていたようです。そしてその自己対局は、これまでの人類の歴史以上の対局数だったようです。ヒカルの碁に神の一手というものがありました。千年の時を超えて蘇る一手です。AIはもっと昔から、いや未来から神の一手を引き出すわけです。
もはやAIがなければ人類は神の一手には辿りつけなかったでしょう。AIが無かったらと思うとゾッとしますね。
AIが人類史全体以上の叡智を得るということは、隣の老人が生涯を通じて得た経験など無一文になるということです。AIの築いた経験から見ると、人間の一生など風の前の塵に同じということです。そうなるとAIを取り入れられるかどうかが、人間の価値を決めることになり、給与の差になります。さらにはAIを所有する側と、AIに使われる側に分離します。
これからは世界の各所で自分の人生を否定されるような展開が続くのでしょう。移民に雇用を奪われる程度で騒いでいてはいけません。旧帝大理系院卒くらいの中途半端な高学歴までの人間は、それまでの経験が一夜でAIに追い抜かれ、ことごとく淘汰されます。ルンバや食洗機、ランドロイドをみてください。どれも主婦より有能です。
AIの保守ができる一部のMIT卒以外は牛丼屋のバイトのような職に落ち着きます。AIに投資するより安い職です。雇用はなくなり、賃金も硬直化します。でも大丈夫、ベーシックインカムが来ますから。