日本にはゆとり世代なる言葉がある。
私もまさにその世代なのだが、日々の生活にゆとりを求めている。学校教育だけの言葉ではないと思っている。ライフスタイルや価値観を総括した言葉だ。
実は外国にもミレニアル世代などという言葉があり、彼らもゆとりだ。
ゆとりは日本に限った話ではない。
共通点は何個もあるが、最大のものは消費主義の無意味さに気づいてしまったところだろう。
ここに気づいていない上の世代との差は大きい。
モノの尺度、価値観が違うのだから。
仕事を頑張り大金を得て消費する、そんな考え方と一線を画しているのだ。会社が自己実現の唯一の形でもない。
上の世代はミレニアル世代にとまどい、ゆとりさとりや○○離れなどと名付けて理解を試みる。
しかしそれも不毛な努力である。
なぜならそれはテレビや新聞から流れてくる言葉なのだから。
川の水の色をみて川の流れは理解できない。水源地から海まで見て行く必要がある。
スマホをもて、LINEを始めろ、インスタに投稿しろ。まずはそれからだ。