今回はインデックス投資への挑戦です。ディスります。
先日敗者のゲームを持ち上げる記事を上梓いたしました。今回は逆にインデックス投資を否定することに挑戦してみようと思います。
まず最初に、タイトルにある通り、インデックス投資はねずみ講的な側面があるというところです。これは人口や生産性が拡大し続ける限りにおいて成り立つ話ではないかと。例えば日本では現在アベノミクスにより、インデックスが上昇を続けていますが、未だにバブル高値を抜けていません。他方人口拡大国のアメリカではITバブル高値をあっさり抜いています。人口減少社会の日本ではアベノミクスが最後の輝きとさえ言われています。
この人口は単純に内需に直結します。輸出大国の日本ですらGDPの7割は内需です。人口はインデックスのパフォーマンスにも影響するはずです。つまり年が経つにつれ、パイが縮小し、ねずみ講の麓の部分が小さくなるわけですから生産性の向上だけでは補なくなるはずです。
対して、アメリカや世界経済はどうでしょうか。結論から言うと、世界人口は2050年90億人と言われていますから余裕です。アメリカも拡大し続けます。これからもねずみ講は継続できます。おそらく孫の代まで安心でしょう。
インデックス投資をねずみ講と言いましたが、ねずみが増え続ける限りにおいてねずみ講は安泰です。パイは拡大し続けます。我々は死ぬまでバイアンドホールドするのみです。