満を持しての安倍政権批判第2弾です。といっても今回は日銀批判かもしれません。
現在日本銀行こと日銀は2パーセントの物価安定目標を定めています。インフレターゲットです。しかし無能な事に全く達成できていません。緩和不十分なんて委員が出てくる始末です。
FRBですら賃金の伸び悩みに頭を抱えていますから、物価の低迷とかは先進国共通の事象かもしれません。
しかしです。仮にインフレターゲットを実現することができるなら、現代における最良の若者支援となります。それはなぜか?
1.ローンに有利になる
インフレが起きればローン残高は実質目減りします。これはとても大きいです。返済期間が2,3年は変わるんじゃないですかね?
もちろん変動金利も上がりますが固定にするなり、株買っとくなりで打てる手は多いわけです。株と不動産は最強のインフレ対策ですからね。
2.年金問題の解消
インフレにより、高齢世帯への支払い年金債務が実質目減りします。年金は定額ですからね。もちろんインフレが続けば給付額も上がりますが、実体経済に制度が追いつくのには時間がかかりますよね。その間、年金債務の減少が起きるわけです。
世の中の人間の9割はインフレを知らないか、わかっていません。またシルバーデモクラシーの日本では表立って年金を減らすことはできません。したがって、今の日本では渋々情弱につけこむこのような政策、若者支援が行われているわけです。
インフレ政策をとる日銀総裁人事、委員選定を行うという意味で安倍政権は非常に素晴らしいです。しかしどう考えても緩和不十分なので、今一度政策の練り直し、人選を行なっていただきたいですね。