大学受験期のオナ禁について振り返る。匿名個人ブログの特性を活かし、公人が語りにくい分野に切り込んでいく。
私は大学受験時にオナ禁をしていた。オナ禁に限らず全般的に禁欲で、ゲームやマンガ、テレビも差し控えていた。差し控えていたとは控え目な言葉であり、現実としては一切そういったものには触れていない。期間としては1年ほど、高校三年のオナニー盛り、欲望の塊の時期のことである。
なぜ禁欲を徹底することができたのかというと、理由は簡単で、受験には多額のお金やその後の身分がかかっているからである。受験とお金の話をすると、近視眼的に予備校費用や、私立国立比較しかできない馬鹿がいるが、実際には人生の総所得の大枠が決まる。
例えば私は宮廷理系卒だが、周りの友人は軒並み平均年収800万超えの企業へ就職している。もちろん私もだ。だがこれはマーチ文系あたりでは無理だろう。偏差値で10違うと年収は200万変化するのである。
禁欲の話に戻る。
将来所得の多寡のために私は禁欲に励んだのだが、ある過ちを犯す。センターを禁欲効果で大成功するも、二次試験前日に抜いてしまうのである。なぜこのような愚行に及んだのかというと、眠れなかったのだ。ただただ辛かった。そしてこれが災いした。本命には落ち、滑り止めの地底に入るはめになった。
オナ禁はとても大切だ。特に重要な戦いの前ならば。